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プログラム

第一部 映画「ゆずり葉」〜君もまた次の君へ〜 上映

財団法人 全日本ろうあ者連盟創立60周年記念作品
手話が織り成す愛と奇跡のドラマ

監督・脚本早鍚憲太郎

出演 庄崎隆志 今井絵理子

〔103分日本語字幕付〕

ずり葉の木 とは

ユズリハ科の常緑高木。

若い葉が育ってから古い葉が落ちることから、己の代を次の代にゆずる親心を表す繁栄の象徴とされています。

新旧相ゆずるという縁起を祝って新年の飾り物にも使われています。

らすじ

ベテラン大工、敬一(庄崎隆志)は 昔の恋人の早苗(今井絵理子)との苦い思い出から逃れるように、ろうあ運動から離れていたが、障がい者への資格制限などの差別撤廃運動を盛り上げるため、二十数年前に中途でストップしていた手づくり映画の製作の再開に弱った身体を押して参加することに・・・。

ろう演劇界のリーダーとして活躍する庄崎隆志。その相手役にはSPEEDの今井絵理子、聴覚に障害を持って生まれてきた息子への母親としての思いを込めて、早瀬監督との偶然の出会いから出演を決意した。

〔文部科学省選定 厚生労働省推薦映画〕

トーリー

ある夏の暑い日の工務店。
63歳のベテラン大工、敬一(聾)が突然倒れた。
入院を拒む敬一は、最愛の恋人を病気で亡くした過去を引きずっていた。

それは昭和40年代にさかのぼる。
字幕がついていなかった映画を敬一の耳になって通訳してくれた早苗と将来を約束するものの、早苗の両親はろう者である敬一との結婚を決して許さなかった。
「私たちにも運転免許を!」ろうあ者の権利を訴える運動の記録映画を撮影していた敬一が夜遅く帰宅したとき、早苗が意識不明で倒れていた。
敬一の子どもを身ごもっていた早苗は息を引き取ってしまったのである。

30余年たった1999年、その年は運転免許や民法11条改正などを勝ち取ってきたろう者と手話通訳者の差別法令改正運動が頂点に達した年でもあった。
全国からの署名が150万を超えるとき、運動家の大川は早苗の死で中断した記録映画を、この大きなうねりの中で完成させたいと、敬一に続きを撮ってほしいと訴えた。
すでに肺がんに侵されていた敬一は迷った。

そんな時、敬一は薬剤師試験に合格しながらも欠格条項により国家資格を却下された尚美(聾)に出会う。
また自分の気持ちを舞台で表現したくてもオーディションになかなか受からないでいる吾朗(聾)にも出会った。

いま自分がやらなくて誰ができるというのだ!
このまま何もしないで天国で早苗に合わせる顔があるのか・・・。
敬一はカメラをもって立ち上がった。
記録映画を完成させて次の若い世代に手話と仲間の大切さを伝えていくために。

聴覚障害者の人生のさまざまな喜びと悩みを当事者の目から描く人間ドラマ。20数年前にあきらめた映画製作の夢にもう一度チャレンジする初老の聴覚障害者が、その過程で現代のろう者の若者を取り巻く事実に触れていく。ろう児童のための映像教材を制作し、自らもろう者である早瀬憲太郎が脚本、監督を手掛け、ろう演劇界の第一人者、床崎隆志が主人公を熱演。ろう者の現実を知らされるとともに、生と死、愛などへの思いが真摯(しんし)に語られ心を打たれる。

画製作にあたって

財団法人全日本ろうあ連盟は昨年、創立60周年を迎えました。 この60年間、聴覚障害者への差別と偏見と闘い、その権利確立と社会参加の促進に取り組んできました。 民法11条の改正、手話通訳制度の整備・推進、欠格条項の撤廃等、様々な問題に取り組み解決してきました。

第二部 ライブパフォーマンス 『ゆずりは』

客席とステージがひとつに

あなたとわたし・・・ゆずり、ゆずられていく存在と宇宙に流れる音と光の交響詩

朗読、音楽、映像、手話による 新しいライブ・コミュニケーション

企画原案 清水由貴子

インキャスト
宝木美穂 朗読 歌 構成

http://www.takaragi.com/

立教大学在学中に芝居と出逢い、加藤健一事務所俳優教室を経て、演劇集団『酒井組』を立ち上げる。

NPO現代座にて市民演劇講座などを開催。2011年、マリンバ:今井万里子、テルミン:大西ようこ と「otoyomi」を結成。

現在、歌と朗読を軸にユニークなライブ企画・プロデュースも手がける。

老人施設等での昭和歌謡コンサート、単独朗読会の他、文筆家として冒険童話『なめくじ乾太』ほか。

ボランティア団体『いのち☆つながる広場 日野』前代表。

二條容子 歌 ピアノ 音楽

http://urara-yoko315.com/

福井県鯖江市出身。幼少の頃からクラシック音楽を学ぶ。県音楽コンクールにて入賞後、音楽大学への道を目指す。

武蔵野音楽大学声楽科を卒業後、企画、楽曲製作等を手がけ、お寺ライブや小学校コーラス指導、病院コンサート、ビジネス交流会での演奏等、様々なシーンで活動中。

また2011年より東京から山梨に拠点を移し、石和温泉地による旅館営業にも携わり、中国雑技団との東日本大震災チャリティー伊勢崎公演に共演。

今井万里子 打楽器演奏

http://marhythmimai.web.fc2.com/

武蔵野音楽大学打楽器科を卒業後、結成した打楽器・マリンバアンサンブルで国際芸術連盟主催の新人オーディションにおいて最優秀新人賞を受賞。

現在は「Clappers」「otoyomi」「AusMusik」に所属、「B-project」を主宰し、フリーの演奏家として活動中。

映画や舞台等劇中音楽に参加。また、打楽器の指導にも力を入れている。

打楽器を日比一宏、今村三明、久保昌一各氏に師事。

「ひとつだけ」手話
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